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6月8日(月) 伊東温泉ホテル聚楽の「東京土建幹部学校」で講演してきた [日常]

 「東京土建の幹部の皆さんが、こんなに沢山いらっしゃるとは思いませんでした。」
 これが、「東京土建幹部学校」の講演での、私の第一声です。昨日の朝10時半のことでした。

 伊東温泉のホテル聚楽1階のホールを埋め尽くした顔、顔、顔。全部で600人弱だそうです。
 これが皆、東京土建の支部を担う幹部の皆さんだといいますから、驚きました。この日の朝、都内各所からバスを何台も連ねて、ここまでやってきたのです。
 幹部学校は2日間の予定で、最初の講演が私です。午後はジャーナリストの斉藤貴男さんで、昼食の時、久しぶりにお目にかかりました。

 ホテル聚楽といえば、伊東温泉でもかなり大きいホテルです。でも、それだけでは会場が足りないようで、2日目の分科会は聚楽だけでなくサン・ハトヤも使うといいます。
 これだけ大規模な「幹部学校」を開くのですから、東京土建の組織力は大したものです。600人を前に、私の話にも自然と熱が入りました。
 東京土建は組合員13万人で、日本で3番目に大きい単位組合だそうです。春の「拡大期間」に5000人以上の組合員を増やしたと報告されていました。

 地域を基盤にした個人加盟の労働組合でも、これだけ大きな組合を作ることができるという好例でしょう。東京土建は大工さんや工務店などで働く人々の組合で、全建総連という全国組織に加盟しています。
 全建総連の組合員は70万人もいて、産業別の全国組織としては日本で4番目に大きな労働組合です。そういえば、我が家の斜め前の家の屏にも、東京土建八王子支部のポスターが貼られていました。
 数が多いだけでなく、このような学習会を定期的に開いているそうです。ただし、泊まり込みでやるのは、お金の関係で隔年だそうですが……。

 同じ全建総連傘下の京健労(全京都建築労働組合)でも、6月28日(日)に講演することになっています。こちらも「労働学校」ですが、今度は「終了式・記念講演会」の最後で、大谷ホールが会場です。
 その前に、今週末には北海道大学での講演で、札幌まで行かなくてはなりません。「講演月間」は、まだまだ続きます。